私たちは成人してから殆どの時間を仕事に費やす。大学を卒業して65歳まで働いたとして、およそ40年。つまり、人生の半分を仕事に費やしているのだ。
もし、今あなたの仕事に対する満足度が低かったとしたら、それは不幸な人生を送っていることに等しい。
最新の「グローバル就業環境調査」によると、日本人の「仕事満足度」はわずか5%であった。これは驚愕の数字である。いかに不幸な日本人が多いことか!
最新の「グローバル就業環境調査」によると、日本人の「仕事満足度」はわずか5%で、世界最低だった。この要因はいったい、何か…
ちなみに、カイロプラクター(Doctor of Chiropractic)の仕事に対する満足度は10点満点中9点である。
これは、患者の痛みを軽減し、生活の質を向上させているということが、カイロプラクターとしてのやりがいを実感しているからである。
つまり、カイロプラクターとしての自分の存在が、多くの人に喜ばれていること、社会に貢献できているということに対して悦びを実感していることの証左である。
このように、人に喜ばれる何かをしている時、人は人生における満足度を感じられるし、その仕事を楽しいと感じられるのである。
作家の小林正観はある著書の中で「人に喜ばれる存在になった喜びは、人間にとって最大の喜びであり、自分だけで得る喜びとは比べ物にならない」、「人生の真の楽しみ方は、人を喜ばし人に喜ばれる存在になること」と述べている。まさにその通りである。
しかし、どんなにカイロプラクティックを楽しんでいても、患者の症状が思うように改善しないこともある。その状況をどのように捉えるかにより、カイロプラクティックを嫌いになってしまうか、またはさらに好きになるかに分かれるのだ。
究極的には目の前に起こる全ての事象に「嬉しい」「楽しい」「幸せ」と言いながら生きることができれば、人生をより楽しむことができるのである。