お金の奴隷になり下がるな!

仕事は何のためにするのか?

皆さんはこの質問にどのように答えるでしょうか?

多くの人は「生活の糧を得るため」と答えるかもしれません。もちろん、私たちはお金がなければ生活していけませんので、これは至極真っ当な答えです。

お金の奴隷

しかし、仕事の目的がお金だけだとしたら、それはお金の奴隷になり下がったのと同じです。そして、そのようなモチベーションで仕事をしている場合、強いストレスに悩まされ、仕事そのものを楽しむことはできません。

それでは、仕事から得られる報酬(お金以外)には、何があると思いますか?

もう随分前の話になりますが、ある出家僧の方とお話する機会がありました。その時「カイロプラクターとしての仕事のあり方」について、その出家僧の方の意見を聞くことができました。

ある出家僧のお話

そのお坊さんは、「カイロプラクターとして患者さんの痛みを緩和するだけでなく、それ以上の報酬、例えば患者さんとの関係を通じて『慈悲心を育てる』こともできますね」とお話されていました。

患者さんの痛みを理解し、その苦しみを共有し、患者さんに慈悲の心で接するよう意識するということです。

慈悲心は意識して使わなければ育てることはできません。

カイロプラクターは毎日患者さんの痛みに向き合っています。せっかくのこの機会を慈悲心の訓練にも活用したら、カイロプラクターとしてだけでなく人間として大きく成長・成熟していくことができます。

一流のカイロプラクター

一流のカイロプラクターは、治療を通じて自己成長と精神的成熟を意識しています。この姿勢が根付けば、治療費の優先順位は自ずと低くなります。

お金を得ることは生活にとって非常に重要ですが、それだけに依存するのではなく、仕事を通じて自己を高め、より深い意味を見出すことが大切です。

このように日々意識していくことで、カイロプラクターとしての仕事は他者に奪われることがなく、患者から永続的な信頼を得ていくことができるでしょう。患者は豊かな人間性や深い理解を持つカイロプラクターに治療を受けたいと本能的に感じるものだからです。

治療を行う過程で、自身の精神性を高め、患者との関わりを深めることで、充実した人生を築くことができるのです。結果として、カイロプラクター自身だけでなく、患者にも良い影響を与えることができるでしょう。

 

徒手療法大学では生徒を募集中です。カイロプラクターになりたいという方はぜひお問い合わせください。
生徒募集中

電話、メール、ラインでお問い合わせが可能です(メールにてお問い合わせの場合、こちらからの返信が届かないことがあります。24時間以内に返信がない場合、ラインにてお問い合わせください)。 ☎ 052-452-5006(名古屋校) ✉ d[…]