理想のカイロプラクターになるために

唐突ですが、理想のカイロプラクターはいますか?そして、もし理想のカイロプラクターがいるならば、そのカイロプラクターに近づくためにどのような行動を起こしていますか?

理想のカイロプラクターに近づくために

理想のカイロプラクターに近づくためのもっとも手っ取り早い方法は、環境を変えることである。そのロールモデルと同じような環境で生活することだ。

人間はコンフォートゾーン、つまり慣れ親しんだ環境を好む(コンフォート=快適)。そして、その環境が未来永劫続くようにという希望を持つ。その希望はいつしか恐怖へと変わる。つまり、その環境にしがみつく余り異なる環境への変化に恐怖心を抱くのだ。

しかし、何事も刻々と変化している。自分だけが変わらないというのは、とてもバカげた考えである。

現状維持バイアス

新たな環境へ飛び込むことができないのは、先述したように現状維持バイアスが働いているからである。そして、その根底にあるのは恐怖心だ。

ちなみに、現状維持バイアスとは、変化を避けて現在の環境・状況を維持しようとする心理的な作用のことである。

まずは自分が恐怖を感じていることを認めよう。そしてその感覚をじっくりと味わう。そうすると、徐々に恐怖心は和らいでくる。その時、自己をより客観視できている状態となっているだろう。

理想のカイロプラクターの選択

もしどうしても新たな環境に飛び込むことができないのなら、以下のことを実践してはいかがだろうか。

何かの判断や洗濯に迫られた時に「理想のカイロプラクターであれば、どうするか」を考えてみるのである。

それが、自分と異なる選択であるならば、思い切って理想のカイロプラクターの選択を行う。自分がそのキャラになり切るのだ。最初は抵抗感があるかもしれないが、それも最初のうちだけである。

生活の中のほんの些細な判断から始めるといい。理想のカイロプラクターの患者への対応法を想像しながら、自分も同じようにやってみる。具体的には患者への症状の説明の仕方などである。

それを繰り返している内に、自分の周囲の環境が変わってくるのに気づくだろう。それは、物理的な環境だけでなく、自分の心の状態さえも変化していることに気づくはずだ。

理想の姿を具体的にイメージし、それを日々の選択に反映させていくことで、自身の行動や心の状態が徐々に変化していくのを実感できるだろう。

最終的には、新たな環境に適応し、自己に対する理解が深まり、より充実したカイロプラクターとしてのキャリアと人間関係を築く手助けとなるはずである。変化を恐れず、自己の成長を楽しむことが、理想のカイロプラクターになるための鍵であると言える。

 

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