今月より名古屋校、神戸校、札幌校にて本格的に第二期生の授業が開始しています(ディスタンスラーニングは7月1日より既に開始済み)。
そして、本日は名古屋校にて実技(テクニック)の講義がありました。
第二期生にとってはかなり難解な内容であったと思います。聞くことすべてが新しいことばかりで、面食らっていることでしょう。
しかし、数か月も経てば慣れてくることと思います。また、重要なことは何度も耳や目にするはずです。したがって、自然と脳みそにインプットされていくことでしょう。
本日の実技のメインテーマは股関節の運動学でした。
股関節の問題には変形性股関節症と大腿骨頭のインピンジメント症候群があります。
股関節の運動学的な基本事項、そしてこれらの疾患で起こっている股関節の運動障害について解説しました。
そして、実際の治療への応用の仕方(テクニック)を学びました。
授業ではこのように理論と実践をバランスよく学んでいきます。
実技は朝9時から午後2時までの5時間です。途中10分程度の小休憩がありますが、それ以外はぶっ通しになります。
さらに午後2時から1時間ほど、カイロプラクティックテクニックの練習を行いました。
練習と言えど、指の感覚に意識を集中させること、また丁寧に行うことが大切です。
練習でいい加減にやっている人間が、本番で丁寧にできるわけがないからです。
患者の背骨に触れた瞬間、極限の集中モードに入れるよう、普段から習慣化するのがよいでしょう。
集中力は鍛えれば鍛えるほど強化されていきます。そのためには、都度意識して集中する訓練が必要です。
まさに「塵も積もれば山となる」です。
10年、20年の積み重ねが、他の追随を許さないレベルに到達する唯一の方法なのです。