はじめに
先日、徒手療法大学名古屋校にて実技講習が実施しました。今回のテーマは、学生のカイロプラクティック治療技術向上のため、定期的に実施されている実技講習の中でも特に重要な胸椎のアジャストメント。
日々研鑽を積む学生たちの熱意と、経験豊富な講師陣の指導が織りなす活気あふれる現場の様子を、この記事では詳しくお伝えしていきます。
胸椎アジャストメントとは?
胸椎は、肋骨とつながり、呼吸や体幹の安定に重要な役割を果たしています。この胸椎に生じるズレや歪みは、肩こり、呼吸の浅さ、姿勢の悪化など、様々な不調を引き起こす可能性があります。
カイロプラクティックでは、この胸椎のズレ(サブラクセーション)を矯正することで、これらの不調を改善し、身体全体のバランスを整えることを目指します。今回の実技講習では、この胸椎アジャストメントの手技に焦点を当て、学生たちは実践的なトレーニングを行いました。
実技講習の様子
講義室では、まず講師の先生から胸椎の解剖学や生理学、そしてアジャストメントの理論的な背景について丁寧な説明を行いました。学生たちは、図や模型を参考にしながら、胸椎の構造や動きを深く理解していました。
その後、いよいよ実技に移ります。ペアになって、実際に互いの胸椎にアジャストメントを施す練習を行いました。学生たちは、講師の先生から直接指導を受けながら、一つ一つの動作を丁寧に確認していました。
最初は緊張した面持ちだった学生たちも、回数を重ねるごとに手際がよくなり、自信に満ちた表情に変わっていきました。
学生たちの声
実技講習を終えた学生たちに感想を聞いてみました。
- 「胸椎のアジャストメントは、初めて経験することだったので少し緊張しましたが、先生方の丁寧な指導のおかげで、自信を持って施術できるようになりました。」
- 「今回の実技講習で、胸椎の重要性を改めて認識しました。患者さんの症状に合わせて、適切なアジャストメントができるよう、今後も精進していきたいです。」
- 「先輩方や他の学生との意見交換も、とても良い刺激になりました。みんなで切磋琢磨しながら、より良い施術を提供できるようになりたいです。」
徒手療法大学名古屋校の取り組み
徒手療法大学名古屋校では、このように定期的に実技講習を実施することで、学生たちが臨床で即戦力となるような実践的なスキルを習得できるよう、様々な取り組みを行っています。
- 少人数制の丁寧な指導:学生一人ひとりに目が行き届くよう、少人数制のグループに分かれて実技指導を行っています。
- 経験豊富な講師陣:長年の臨床経験を持つ講師陣が、学生たちの成長をサポートしています。
- 最新の知識と技術の提供:常に最新の研究成果を取り入れ、学生たちに最先端の治療技術を学ばせています。
まとめ
今回の実技講習では、学生たちの胸椎アジャストメントの技術が大きく向上したと感じました。彼らが将来、一人ひとりの患者さんと真摯に向き合い、より良い治療を提供できることを心から期待しています。
徒手療法大学名古屋校は、これからも学生たちの成長を全力でサポートし、社会に貢献できる優秀なカイロプラクターを育成していきます。