カイロプラクターとして、私たちは日々多くの患者さんと接し、彼らの健康回復を支援しています。しかし、時には結果への期待やプレッシャーが私たち自身を圧迫することも少なくありません。そこで、ストア哲学の教えを活用することで、心の平穏を保ちながら治療に集中し、より良い結果を得るための方法を考えてみましょう。 治療の結果はコントロールできない まず、私たちが理解すべきことは、治療の結果は私たちのコントロール […]
カイロプラクティックという道を選び、32年前の入学式で理事長の言葉を聞いたとき、妙に納得した自分がいました。「治療技術とビジネススキルは車の両輪であり、どちらが欠けてもカイロプラクターとしての成功はない」というその一句が、私の心に深く刻まれました。この言葉は、当時の私の行動指針となり、カイロプラクターとして生計を立てていく際に重要な教訓となりました。 卒業後、私はロサンゼルスという見知らぬ地でカイ […]
患者さんの笑顔と健康を取り戻すために、日々施術にあたっているカイロプラクターの皆さん。成功への道は、技術や経験だけではありません。 才能や努力、恵まれた環境ももちろん重要ですが、それ以上に、あなたの「考え方」が、成功の鍵を握っているのです。 この記事では、「人生の結果は『考え方』×『熱意』×『能力』で決まる」という、京セラ名誉会長・稲盛和夫氏の示した公式を基に、カイロプラクターとして、より充実した […]
本日の名古屋での実技実習は、充実した時間となりました。最初に行われたのは、胸椎全体のマニピュレーションに関するデモンストレーションです。 デモンストレーションの後、注意が必要なポイントについて丁寧な説明が行われたことで、受講者たちは細心の注意を払いながら練習をスタートすることができました。 胸椎の動きにおいて、側屈と回旋が通常反対側に起こるという特性がありますが、この動きはカップリングモーションと […]
情熱を灯す 迷った時、立ち返るべきは「なぜカイロプラクティックを選んだのか」という原点です。患者さんの笑顔が見たい、健康をサポートしたい。その情熱が、日々の努力を支える灯となります。患者さんの笑顔は、私たちにとって最高の報酬です。患者さんの健康を心からサポートしたいという思いが、困難を乗り越える力となります。カイロプラクティックを通じて、社会に貢献したいという使命感が、私たちを突き動かします。 知 […]
本日、神戸校では「肩関節の関節運動学的徒手アプローチ」と「顎関節症について」のテーマで実技実習が行われました。生徒たちは高いモチベーションを示し、講師の徳山先生もその熱意に応え、充実した講義を展開しました。 1. 肩関節の関節運動学的徒手アプローチ まずは肩関節に焦点を当てた実習です。いくつかの具体的なアプローチに分かれ、解剖学的理解を深めながら実技を実践しました。 ① 肩峰下インピンジメント 上 […]
徒手療法大学は、専門的なカイロプラクティックの知識を学び、実践する場として多くの学生に選ばれています。本記事では、カイロプラクティック学校の特色や将来のキャリアについてご紹介します。 徒手療法大学とは？ 徒手療法大学は、カイロプラクティックの専門教育を提供することに特化した学び舎です。そのキャンパスは名古屋校をはじめ、神戸校や札幌校もあり、全国で多様な学生たちが学んでいます。カリキュラムは、座学と […]
深い信頼関係の構築: カイロプラクティックの核心とは カイロプラクティックの分野で成功を収めるためには、単なる技術の向上以上に、患者との深い信頼関係を築くことが求められます。この信頼は、一朝一夕で得られるものではなく、日々のコミュニケーションと誠実な対応を通して育まれます。 グレーゾーンの中での気づき 私たちが直面するグレーゾーンは多く、明確な答えが出にくい問題が多々あります。たとえば、症状の原因 […]
孔子が生きた春秋時代は、混乱と変化に満ちた時期であり、その中で培われた儒教の教えは、現代においても重要な指針となっています。今回、それぞれの要素をさらに詳細に深掘りしていきます。 孔子が活躍した春秋時代 春秋時代は、中国の歴史の中で特に変革が著しい時代でした。周王朝の衰退により、各地の諸侯が台頭し、政治的な権力闘争が激化しました。この時代の特徴として、戦争が頻発し、社会の安定が欠如していたため、人 […]
鈴木大拙の禅思想は、単なる哲学に留まらず、人々の生き方や健康観に深く根付く思想体系として、多くの人に影響を与えてきました。この思想をカイロプラクティックと結びつけることで、身体と心の調和についての理解がいっそう深まります。以下では、鈴木の思想とカイロプラクティックの関連性をさらに掘り下げてみましょう。 1. 無分別地と身体の信号 鈴木大拙が教えた「無分別地」という概念は、物事をあるがままに受け入れ […]