本日は名古屋本校にてAKT(関節運動学的テクニック)の技術講義があった。
テーマは腰椎。
カイロプラクティック患者の主訴で多いものの一つである。
また、カイロプラクティック治療が非常に効果を発揮する症状の一つでもある。
ただ、椎間関節へのアプローチは非常に繊細であるが故、触診力は絶対的に必要となる。
接触している指先端の感覚を頼りに、然るべき方向へ関節を動かしていく。
やり方は難しくはないが、感覚を捉える部分が一筋縄ではいかないのである。
結果がなかなか伴わないカイロプラクターの多くが、感覚を捉えられていないのだ。
技術修得のためには、ある程度の熟練を要する。技術を成熟させるためには、時間と経験が必要なのである。
ただし、一度修得してしまえば、腰痛で悩む多くの人たちの一助となる。
次回(12月)はいよいよ仙腸関節がメインテーマとなる。
複雑な関節であり、繊細なアプローチが必要だ。
また、腰椎と同様に腰痛にとっては必須のテクニックとなる。