カイロプラクターになるためには、素質が必要だろうか。
これは、「野球をやるためには素質が必要だろうか」という問いと本質的には同じである。
MLBで大谷のように活躍するためには、努力だけでなく生まれながら持つ素質が絶対的に必要だろう。
しかし、草野球レベルなら誰でも野球をやることはできる。少なくとも草野球のレベルに到達するためには素質など関係ない。
大切なのは、それをやっていて楽しめているかどうかである。
カイロプラクターになるための勉強をしていて、楽しいと感じているだろうか。
また患者さんを診ていて、心の底から楽しみを感じているだろうか。
もしそうでないなら、カイロプラクターにはならない方が良いかもしれない。
惰性や打算でカイロプラクティックを続けるのは、施術を受ける人に対して失礼であるし、何より自分自身が不幸である。
素質という言葉が適切かどうかわからないが、「カイロプラクティックを楽しめること」が、カイロプラクターとしての素質の証と言えるかもしれない。