【外側上顆炎】関節運動学的アプローチ

本日は名古屋校にてAKT(関節運動学的アプローチ)の実技を行いました。

メインテーマは肘関節です。

肘関節には上腕骨、橈骨、尺骨の3つの骨が集まっています。

これら3つの骨が腕橈関節、腕尺関節、近位腕尺関節(この関節は肘関節に分類されないことも多い)を形成しています。

それぞれの関節には特徴的な運動があり、それに伴い臨床的にも傾向(動作痛の出方など)があります。

 

肘関節の代表的な症状の一つに外側上顆炎があります。これは一般的にテニス肘とも呼ばれています。

外側上顆炎の痛みの原因構造は外側上顆に付着している前腕伸筋群の腱(短橈側手根伸筋腱)であると一般的に言われていますが、これはこの疾患の一側面を見ているに過ぎません。

関節運動学的には、橈骨頭や尺骨頭の運動障害が原因の一部でもあると考えるのが合理的です(事実、外側上顆炎には橈骨頭の運動障害がほぼ併発しているというエビデンスもある)。

本日は外側上顆炎に対する運動学的アプローチですので、そちらに焦点を当てて理論と実践を勉強しました。

次回は手関節。

そして時間があれば股関節を勉強していきます。

 

 

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