- 2024年4月5日
- 0件
感覚的 vs 論理的
初診の方が来られてから最初に行うのが問診である。 問診で聞くべきことはOPQRSに集約できる。 OPQRSとは以下の通り。 O=Onset=発症時期 P=Provocative/Palliative=痛みの増悪条件/改善条件 Q=Quality of Pain=痛みの質 R=Radiation=関連痛領域 S=Severity=痛みの程度 T=Timing=痛みが現れるタイミング これらの情報から […]
初診の方が来られてから最初に行うのが問診である。 問診で聞くべきことはOPQRSに集約できる。 OPQRSとは以下の通り。 O=Onset=発症時期 P=Provocative/Palliative=痛みの増悪条件/改善条件 Q=Quality of Pain=痛みの質 R=Radiation=関連痛領域 S=Severity=痛みの程度 T=Timing=痛みが現れるタイミング これらの情報から […]
アメリカではカイロプラクティックは国家資格であるので、一定の基準を満たしていなければ、そもそもカイロプラクターとして働くことはできない。 しかし、日本では国が定める基準は何もなく、もちろん資格もない。完全に野放し状態である。 日本でカイロプラクターとして働くためには何らかの資格が必要と思っている人も多いようだが、そのようなものは一切ないのが現状である。 従って日本でカイロプラクターとなるためには、 […]
カイロプラクターとしての進化のためには、日々知識と技術を積み上げていくことは最低ラインである。 ただ、日々の進化は微々たるものであり、10年、20年と継続した後でカイロプラクターとしての進化をわずかながらに実感するもの。 その道のプロフェッショナルとなるためには、1万時間の修養が必要だと言われたりする。 この仮説を前提にすると、1日3時間で10年、6時間なら5年でプロフェッショナルの […]
English follows Japanese. カイロプラクターにとっての車の両輪は、知識と技術である。 どちらが欠けてもカイロプラクターとして機能しない。 また、知識と技術の橋渡しとして大切なのが洞察力だ。 洞察力を育てるためには、客観力、集中力、そして正観力(物事を正しく観る力)が基盤となる。 知識があっても技術に活かされていなければ、その人のカイロプラクターとしての進化はほぼゼロであろう […]
情報は知識ではない。 知識の唯一の源は経験だ。 知恵を得るには経験が必要だ。 これはアインシュタインの言葉だ カイロプラクターであれば、日々の情報収集は当たり前のことである。医学系の専門書や論文を読み漁っていれば、自分の知らなかった情報はいくらでも得ることができる。 しかし、その情報を活かすことができなければ、単なる情報コレクターに過ぎない。頭でっかちのカイロプラクターである。 大切なのは、その情 […]
カイロプラクターの仕事の1つは、患者に健康的生活を促すこと。 なぜなら、慢性疾患(腰痛や頭痛)のほとんどは生活習慣の問題に起因していることが多いからだ。 以下がもっとも基本的な3つの生活習慣である。 食習慣 運動習慣 睡眠習慣 これらの生活習慣は相互に影響を及ぼし合う。つまり、運動習慣ができると食習慣と睡眠習慣も整ってくるのだ。 従って、生活習慣を整えるためには、まずは上記のどれか1つから整えて行 […]
共感力とは、「他者の考えや意見にその通りだと感じたり、喜怒哀楽といった感情に寄り添うことができる力」のことである(参照)。 当然ながら、カイロプラクターには共感力が必要である。 患者の痛み、苦しみ、悩みを共有することで、治療へのモチベーションが上がるし、日々の精進(勉強)も当たり前のように継続できる。 ただし、注意しなければならないのは、共感力が強すぎると相手の感情にのみ込まれてしまうことだ。 相 […]
世の中の人は理論型と直感型に分かれる。もちろん、きっちり2分類できるというわけではないが。 理論型の人の場合、理路整然と理詰めで結論を出す。 一方、直感型の人の場合、感覚的に物事を捉え判断を下す。 どちらもメリット・デメリットがある。 論理的な思考しかできない人は、おそらく人間味に欠けた面白くない人である可能性が高い。 話をしていても、つまらなく感じるのではないだろうか。 一方、直感 […]
本日は名古屋本校にてAKT(関節運動学的テクニック)の技術講義があった。 テーマは腰椎。 カイロプラクティック患者の主訴で多いものの一つである。 また、カイロプラクティック治療が非常に効果を発揮する症状の一つでもある。 ただ、椎間関節へのアプローチは非常に繊細であるが故、触診力は絶対的に必要となる。 接触している指先端の感覚を頼りに、然るべき方向へ関節を動かしていく。 やり方は難しくはないが、感覚 […]